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消化管のしくみ
 
一般に人の消化管はおよそ全長8メートルといわれています。 このうち食道が25センチ、胃は消化管の中で唯一、袋状になっ た臓器で、その容量は成人で約1〜1.5リットルです。十二指 腸はその名のとおり指を12本並べた長さに匹敵するといわれ ています。小腸は約6メートル。小腸から回腸部(盲腸)にくる と腸管は太くなり、大腸(結腸、直腸)に続きます。盲腸から直 腸までの長さは約1.5メートルです。

 消化管の大きさや形はその食性と深く関係があり、草食動物 は長くて複雑だが、肉食動物は短いとされています。


 消化管はストレスに弱いと言われますが、これは胃と大腸 話であり、小腸は、脳とは独立した営みを続けているのストレスの影響を受けづらいとされています


トラブルの起こる原因
 胃のトラブルの多くは、物を食べると胃から出る胃酸やペプシン(攻撃因子)と、、その 攻撃因子から胃壁を守る粘液や粘膜流(防御因子)バランスが崩れた時に起こる 言われています。

 胃酸が胃壁を攻撃すると、胃痛、胸やけ、むかつき、もたれといった症状が出現しま す。粘膜表面がただれた状態になる‘びらん’、さらに粘膜が下のほうまで傷つくと‘潰 瘍’と言っていますが、胃粘膜表面には神経がないので、本来‘びらん’の状態でとまっ ていれば、痛みは起こらないはずです。

 ところが今まで症状がまったくなくても、医者が「あなたの胃は潰瘍一歩手前ですね」 と言ったとたん、痛みを感じ始める患者さんもいます
痛みとはとても心理的要素が大 きいのです。

 胸やけは、食べすぎや飲みすぎたときによく経験する症状ですが、これは胃酸が食道 内に」逆流して食道が刺激されたために起こる症状です。食道は通常、下部食道括約部
(LES)が胃の内容物の逆流を防止していますが、LESの機能不全があったり、食後一 過性にLES弛緩が起こると胃の内容物とともに胃酸が逆流し、胸やけが起こると説明さ れています。

 上腹部に感じられる不快なもたれ感は、食べすぎ、飲みすぎで起こり、多くの場合は
排泄能が正常の人より低下しています。胃排泄能の低下は器質的には異常のない萎縮性胃炎で起こることが多いのですが、酸によって胃粘膜が傷ついた場合にも起こります。

 むかつきもやはり食べすぎ、飲みすぎなどで起こるほか、胃腸の器質的な病気でも起こ ります。

胃酸のですぎ        ⇒ 胃炎、胃潰瘍
胃酸の不足         ⇒ 消化不良
胃酸の逆流
 (LESの機能不全)
    ⇒
胸やけ
胃排泄能の低下      ⇒ もたれ感、むかつき