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糖尿病の検査-2 | 糖尿病は一度なってしまうと、治すことはできません。合併症を防ぐためにも適切な血糖コントロールを行い、食生活を改善し、一生、糖尿病とじょうずにつきあうことが必要となります。
糖尿病の検査−1を参照
簡単に血糖値を患者さん自身が調べることができるようになりました。血糖測定の結果を血糖コントロール改善のために役立てることができます。 ・・・簡単測定器の紹介
血糖の変化を1日にわたって測定し,血糖コントロールの状態を知ることができます。 食前,食後,夜間の血糖値をみることでどの時間帯が血糖値が高いのか,あるいは低血糖を起こしそうなのかがわかり,インスリンの増減など治療に役立てることができます。
血糖検査では検査の時点の血糖値しか分からないため、診察日の2〜3日前だけ指導通りの生活をしていてもHbA1Cを測定することでばれてしまう。
インスリンが不足し血糖を利用できなくなるとエネルギー確保のために脂肪が分解されるようになります。このとき,脂肪の分解産物として血中にケトン体が増加してきます。尿中のケトン体を測定して糖尿病性ケトアシドーシスの予防に役立てることができます。インスリン治療を行っている人では,尿中ケトン体が陽性で血糖値も高いときはインスリンの増量が必要となることがあります。 ・・・ケトアシドーシス
膵のランゲルハンス島のβ細胞よりインスリンと同時に分泌されてくるC−ペプチド(CPR)の尿中排泄量を測定することでインスリンの分泌をみることができます。この値が20μg/日以下ではインスリン治療が必要になる可能性が高くなります。
抗GAD抗体とはグルタミン酸脱炭酸酵素に対する自己抗体で、この抗体が陽性になると膵臓のβ細胞の障害の程度を反映する指標です。1型糖尿病のときこの値が高くなってきます。徐々にインスリンが低下していく糖尿病で,この値が陽性であれば,そのうち1型糖尿病になるといわれています。 |
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