ローヤルゼリーの効果

過去二世紀にわたる各国学者の臨床研究によれば、ローヤルゼリーの10大効果として次のような点があげられます。
 
1.食欲増進効果
2.小児の発育促進作用
3.更年期障害の回復作用
4.美容効果
5.性欲亢進
 6.精神不安
 7.体力増進
 8.疲労感消失
 9.睡眠の改善
10.気分が爽快になる

健康と恒常性維持機能


人間にはさまざまな変化に対し健康状態を保とうとする働きがあります。これを恒常性維持機能と言います。
この恒常性維持機能は、生体防御系、代謝系、神経系及び内分泌系の4つのシステムからなります。
生体防御系は感染、自己由来の老廃物の処理、代謝系は食事を中心とした消化、吸収、排泄。神経系は自律神経の支配の調節。内分泌系はホルモン環境の調整等を担当しています。これらの各システムは別々のものではなく、緊密なネットワークによって働いており、どれかひとつの機能が低下しても、他のシステムに影響を与え恒常性維持機能が低下します。

ローヤルゼリーの生体防御に対する効果


私たちの身のまわりには細菌やウィルス、空気中の塵、花粉、食物、など多くの物質が満ちておりますが、体の中へ侵入してきた時、身体の中では白血球が戦っています。この白血球は外からの侵入物だけではなく、私たちの身体のなの古くなった細胞、傷ついた細胞、がんになってしまうような細胞も処理してくれています。このようなシステムにより健康を維持してくれることを『生体防御』と言います。ここでローヤルゼリーの生体防御の効果を説明する前に、少し白血球の基礎的なお話をしておきましょう。
白血球は全て骨髄から生まれ、好中球、マクロファージ、リンパ球などからなります。その中で一番多いのが好中球で白血球の55%を占め生体防御の第一線で活躍しています。その役割は細菌やウィルスを細胞内に取り込み、殺していまい、体の外に排泄します。マクロファージは好中球に次いで貪食・殺菌作用が強く、好中球を短期決戦型とすると、長期決戦型のタフな奴です。リンパ球はT細胞とB細胞があり、免疫作用によって生体を防御します。まさに白血球は、“ミクロ戦士の軍隊”と言えます。


ところで、チェルノブイリの原子炉の事故で多くの人が放射線をあび骨髄障害をおこし、がんや感染症の人が増えました。このことはいかに放射線が骨髄へのダメージを与えるかが判ります。そこでローヤルゼリー投与群と非投与群のマウスの放射線障害に対する一ヶ月の後の生存率を確認した結果、ローヤルゼリー非投与群の生存率が23.3%だったのに対し、ローヤルゼリー投与群では92.0%と優れた延命効果を示すことが確認されました。(図1)
 
その理由は、普段腸管の腸内細菌が体内に入ってきても、血管の白血球に瞬時のうちに処理されてしまいますが、放射線で骨髄の機能が落ち細菌が処理できなくなり、その結果、各所で炎症(出血など)がおき死亡に至ると考えられます。

実際、ローヤルゼリー投与群と非投与群の血球成分を調べた結果、ローヤルゼリー投与群では骨髄の造血機能が回復し、白血球の生産を高めることが延命効果に反映されたと考えられます。(図2)

ローヤルゼリーの代謝系(栄養系)に対する効果


 生体は呼吸により酸素を取り入れ、栄養素から必要な物資を産生し、またこれらの物資を分解しエネルギーを獲得しています。このような化学反応を代謝(新陳代謝)といいます。
 ローヤルゼリーは生体内細胞に作用し新陳代謝を活発にします。新陳代謝が活発になれば体が強化され、恒常性維持機能が高まり、からだの抵抗力や回復力が増すことになります。つまり、ローヤルゼリーは新陳代謝が衰えたり低下している人や、慢性病を患っている人にも大きな力を発揮するということです。
 実際、ローヤールゼリーはラットの肝臓を用いて細胞の酸素消費量を時間を追って測定した結果、ローヤルゼリーを加えた細胞ではローヤルゼリーを加えない細胞に比べ60分後に酸素消費量は約2倍増大し、新陳代謝を活発にすることが確認されています。

ローヤルゼリーの活性酸素に対する効果

ローヤル
ゼリー
ビタミンC ビタミンE β−
カロチン
スーパーオキシドラジカル
最もポピュラーな活性酸素
有効 有効 有効
過酸化水素
非常に不安定な活性酸素
有効 有効 有効 有効
ヒドロキシルラジカル
最強の活性酸素
有効 有効 有効
一重項酸素
強力な酸化力を有する
有効 有効

 私たちが生きていく上で酸素はなくてはならないものですが、何らかの原因で変化した活性酸素(スーパーオキシドラジカル、過酸化水素、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素)により障害をうけるようになります。この活性酸素がからだの細胞や組織に害を及ぼし様々な病気を引きおこす事が判ってきました。
当然ながら、それに対する防御機構が私たちのからだには備わっています。その一つとして、活性酸素に対し、抗酸化作用を発揮するSODと呼ばれる酸素があります。このSODの活性と寿命は比例することが動物実験で判っています。健康維持や老化防止のため、抗酸化物質の研究が進み、そこで注目されたのが、ローヤルゼリーです。
 ローヤルゼリーは現在、抗酸化物質の代表格であるビタミンC・Eやβーカロチンと比較して、全ての活性酸素に有効であることから、老化の防止に役立つと考えられます。

間脳の若返り作用


女性の老化は間脳からはじまる

成熟ラットと性周期の消失した老化ラットから卵巣を摘出し、成熟ラットの若い卵巣を老化ラットに、老化ラットの卵巣を成熟ラットに移植しました。その結果、老化卵巣を移植した成熟ラットは性周期があり、若い卵巣を移植した老化ラットには性周期はありませんでした。


性周期が消失するのは卵巣の老化ではなく、それを支配している間脳の老化によります。

ローヤルゼリーは間脳の若返り作用を発揮します


    ラット間脳の神経節細胞

 
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