頭痛について
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  ● 危険な頭痛  ● メカニズム  ● 治療と予防  ● 薬剤誘発性頭痛
●危険な頭痛
頭痛のなかでも、くも膜下出血や脳腫瘍など「命をおびやかす危険のなる病気」が潜んでいることがあります。このような頭痛をいわゆる「悪玉の頭痛」と呼びます。これらには、「いつもと違う頭痛」という警告信号があります。特に注意すべきなのが、以下に示すような特徴です。
 
危険な頭痛の特徴
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今までに経験したことがない頭痛
突然に起こった頭痛(突発完成型頭痛)
早朝頭痛ないし朝方に起こる頭痛
   (目覚め型頭痛)
強烈な頭痛
長時間続く頭痛
だんだんひどくなる頭痛
麻痺・しびれを伴う頭痛
意識が冒されたり、訳のわからないことをいう頭痛
言語がしゃべりにくい、呂律が回らない頭痛
ボケを伴う頭痛
視力が弱くなったり、ものが二重に見える頭痛
めまいや嘔吐を伴う頭痛
息張ったり、頭をふるとひどくなる頭痛
高熱を伴う頭痛
危険な頭痛として重要なのは、
外科的疾患としては、くも膜下出血、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫、の3つです。

内科的疾患としては、髄膜炎です。



なかでも最も危険なのは、くも膜下出血です。
それぞれの特徴、すなわち、鑑別のポイントとしては、

 くも膜下出血→突然、激しい頭痛が生じる
 脳腫瘍→徐々に痛みが増強する
 慢性硬膜下血腫→頭痛とともにボケや麻痺を伴う
 髄膜炎→発熱を伴う


               などがあげられます。
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