頭痛について
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● 頭痛の種類
  ● 危険な頭痛  ● メカニズム  ● 治療と予防  ● 薬剤誘発性頭痛
●治療と予防
  緊張型頭痛 片頭痛 群発頭痛
症状 重く、締めつけられるような持続性のジワッとした頭痛。
孫悟空の頭にはめられた金箍(金の輪)が締まってきりきりと痛む様子にたとえられる。
痛みは両側性
頭痛の程度は軽度〜中等度
肩こり・目の疲れ・体のだるさ等の随伴症状
激しい、ズキズキとした拍動性の痛み
頭のの片側が多い。
発作と発作の間は無症状
吐き気・嘔吐などの随伴症状

片目、側頭部が強烈に痛む
眼瞼結膜充血・眼瞼下垂・眼瞼浮腫・前頭部や顔面に汗をかく・涙がでる・鼻水や鼻づまり、など、これらの症状が少なくとも一つある。
誘引 ストレス。
(精神的、悪い姿勢など肉体的ストレス)
ストレス寛解時。
女性ホルモン。
食物(チョコレート・ワイン・チーズなど)。
血管拡張薬。
飲酒で誘発されやすい。
特徴 中高年に多い。 女性、若い人に多い。
家族歴あり。
若年〜中年男性に多い。
持続時間 反復発作性緊張型頭痛
 頭痛のある日が年180日未満。あるいは月に15日未満。持続時間は30分〜7日間。
慢性緊張型頭痛
頭痛のある日数が月に15日以上、年に6ヶ月以上。
前兆として、閃輝暗点、半身しびれ、を伴う

月に1〜2回、多いときは週1〜2回、4〜72時間持続。
周期性群発頭痛
年に1〜2回。約1ヶ月の群発期。
慢性群発頭痛
家族歴がないか、または14日以下の寛解期

15分〜180分続く。
2日に一回〜1日8回
性格傾向 神経質で常に緊張していて、適当なリラックスと休息のできない人に起こりやすい。
わずかなストレスに対しても動揺しやすく、そのため頭痛以外にも不安感や緊張感がともなう場合が多く、情緒面の不安定性がみられがち。自己主張も少なく、社会適応の面では普通かやや低下し、不適応におちいりやすく、内向性である。 
几帳面で完全主義の人が多い。他人に対しても気を使いやすく、社会的にみても過剰適応におちいってしまう場合が少なくありません。責任感も強く知らず知らずのうちにストレスをうっ積する傾向がみられ、ホッとしたときに頭痛発作にみまわれることがある。  
治療と
予防薬
発症時 
精神安定薬
筋弛緩薬
消炎鎮痛薬
予防 
抗うつ薬
発症時
エルタゴミン製剤
消炎鎮痛薬
コハク酸スマトリプタン
予防
塩酸ロメリジン
βー遮断薬
抗セロトニン薬
カルシウム拮抗薬
発症時
酸素吸入
予防
ステロイド剤
リチウム
カルシウム拮抗薬
エルタゴミン製剤
生活上の対策 普段から心身のリラックスを図る
柔軟体操や貼り薬などでこりをほぐす
同一姿勢を続けない
長時間コンピューターにむかう仕事をしている人などは、背伸びや肩回し、考えるときは上を見るなど、気をつける。
入浴やマッサージ、適度のお酒、蒸しタオルなどでリラックスをはかる
ストレスをためない
後頭部を温めると楽になる。
空腹を避ける
寝過ぎ・寝不足を避ける
チョコレート・ワイン・チーズを控える
こめかみを冷やすと楽になる。
禁酒
昼寝をしない
深呼吸
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