高脂血症について

高脂血症の原因と対策

高脂血症の原因とは……
高脂血症の原因と最も深い関係にあるのは食事です。
肉、卵、バターなどの動物性食品の脂肪の中に比較的多く含まれる飽和脂肪酸やコレステ 口ールは、血中の総コレステロール値を高くする働きがあります。
逆に、魚や植物性の油に多く含まれる多価不飽和脂肪酸は、血中の総コレステロールの上昇を抑える働きがあります。
また、麹の−種である紅麹は、パン・お酢にも使われて、コレステロールを下げると期待されています。
さらに、運動不足、食事からのカロリーのとりすぎ、遺伝による家族性高脂血症などが原因にあげられます。
高脂血症と診断されたら……
血中の総コレステロール値が初めて220mg/dl以上(閉経後の女性では240mg/dl以上)と判定された場合、数週間後にもう一度再測定することをお勧めします。
再測定でも高いときは高脂血症と判断されます。
血中の総コレステロール値が220〜299mg/dlの間の人は、まず食事の改善が必要です。
また、肥満ぎみの人は、運動や食事のカロリー制限を行い、肥満をコントロールすることも重要です。
血中の総コレステロール値が300mg/dl以上と極端に高い人は、遺伝的な素質の関与する家族性高脂血症の可能性がありますから精密検査を受けて下さい。
このような人は食事療法に加えて薬物療法の対象となります。
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