鈍痛は長く続くが、鋭利痛は早くおさまる

C線維やAδ線維の問には、痛みの刺激をコントロールする神経細胞かあると考えられています。
この神経細胞は、C線維を伝わる鈍痛の刺激に対しては、その刺激が持続するようコントロールします。
したがって、鈍痛は長続きするのです。
一方、Aδ線維を伝わる鋭利痛の刺劇に対しては、その刺激を抑制し「興奮をすぐ停止せよ」という指令を出すので、痛みが早くおさまります。
激痛は長続きしないようにできているのです。


痛がる子供のお腹を、手のひらでなでてやると痛みがやわらぐ?!

お腹の痛みはC線維を伝わる鈍痛ですが、手のひらでお腹をなでてやることは、持続的な触覚や温感を与えAδ線 維の興奮をひきおこします。
この興奮が、痛みの刺激をコントロールしている神経細胞を通して、鈍痛を抑制するよう働きかけ痛みをやわらげる のです。
お母さんのやさしい手には、こんな科学的な裏付けがあったのです。
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