最高血圧が100mmHg以下、または、最高血圧が60mHg以下のことを言う。
■低血圧について
低血圧というのは、実は大変問題をもった病気であり、脳梗塞も低血圧の結果ということもできます。
多くの場合、本態性(原因がよくわかっていない)の低血圧で、原因不明であり、女性、特に痩せていて無気力な人に多い。
低血圧の人は血液の流れがとても遅く、血流が悪いと血管の中に老廃物が溜まりやすくなります。
老廃物が溜まっていくと、ついには血管を塞いでしまいます。
これがもし脳で起こると、脳梗塞や老人性痴呆症などに繋がる可能性があるので、低血圧だからといって油断していては
いけません。場合によっては死に至ることもあるのです!
血液は全身をめぐり、酸素や栄養を全身へ運んでおり、血流が悪くなると、めまいや立ちくらみなど体の異常として出てきます。
特に女性は、女性ホルモンの血管拡張作用により低血圧になりやすいと言えるでしょう。
また、夜更かしは朝の低血圧を悪化させるので、規則正しい生活を心がけましょう。
■起立性低血圧(立ちくらみ)
体の器官そのものに異常が見られないが、血圧低下は一過性で症状はすぐおさまる。
@立ち上がった時の立ちくらみ
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急に立ち上がったときに一時的に血圧が下がるため、一時的に起こるめまいや立ちくらみのこと。
普通の場合は、立ち上がった時に交感神経が興奮して腹部、手足の血管が収縮して血圧が低下しない。
しかし起立性低血圧を起こす人は、交感神経の働きが悪いため起立した時に全身の血液が下半身に貯留するので血圧が低下する。 |
Aたち続けたときの立ちくらみ
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立ったままでいることで、足の筋肉の運動による血液を流す「ポンプ」の役割(ミルキングアクション)が行われないので、血液の循環が悪くなり、血圧が低下する。
立ったままで居ると全身の血液が下半身に集まり、普通は溜まった血液を足の筋肉のポンプで押し上げるのですが、
この筋肉が弱っているとポンプの力が弱くなり、上半身が血液不足になるため、立ちくらみがおこります。 |
■本態性低血圧
原因がよくわからない低血圧のことを言う。 |